夏野菜たっぷりカレー。トマトの赤が食欲を誘います
こんにちは。シュヴァインハイムです。
目次
今回はカレーと、ソーセージのお話を。
カレーって誰もが大好きですよね。
カレーの魅力ってたくさんあるのですが、魅力の第一にバリエーションが豊かで飽きないこと。家庭、地域、それぞれに、そこに住む人にとっての「カレー」がある。
だから、引っ越ししたり、結婚したりして、異文化なカレーに出会ったとき、驚きと新しい味を発見したうれしさがあると思います。
そして、なんといってもカレーは、お米に合います。カレーなら食欲のない日でもお代わりできちゃう。
季節ごとに食材を変えるカレーの楽しさ
カレーは季節ごとに食材を変えられる、そんな楽しさもあります。
春は新じゃがいもと新玉ねぎをたっぷり使って、甘味とコクのあるカレーを楽しみたい。
夏は、夏野菜を使ったビタミンたっぷりカレー。
おくらやピーマン、ナス、ズッキーニなど、路地ものの野菜が手に入ったら、一口大に刻んで油で炒めます。野菜が油でコーティングされたら、お好みの肉(牛・豚・鶏、、その日の気分で!)を入れて色が変わるまで炒めます。炒めるときに、塩、カレー粉を振って下味をつけると、ルートとのなじみがいいですよ。あとは、市販のルーに書いてある分量通りに水、ルーを加えれば、夏野菜カレーの出来上がり。仕上げにガラムマサラやチリパウダーなどを加えると、スパイシーでHOTなカレーに。野菜とお肉をバランスよく摂ることができる、夏バテ防止メニューです。
秋になれば、シュヴァインハイムのある愛知県が特産地の「冬瓜カレー」を(愛知県は冬瓜生産量 日本2位)。
鍋で油を温め豚肉のミンチを炒めたら、3cm角(目安です)にカットした冬瓜を入れて、水を入れて煮込みます。とろっととけた冬瓜に、カレールーがよく絡んで、とても美味しいです。
冬は、根菜が美味しい季節です。
大根や人参、カリフラワーなどをたっぷりいれた根菜カレーはいかがでしょうか。大根と人参は一口大に切って、油で炒めます。お好みで肉を加えて、ひたひたまで水を入れます。煮立ってきたら灰汁をすくって、5分ほど煮込んで、根菜が柔らかく煮えたら、カリフラワーを入れて再度5分ほど煮込みます。カリフラワーに火が通ったら、市販のルーを入れて、完成です。大根と人参の優しい甘味がするカレーは大人から子供まで、みんなが大好きな味です。
いろんなバリエーションで楽しめるカレー。ソーセージとも相性抜群です。
無限大にバリエーションを持つカレー。ソーセージとの相性ももちろん、抜群!です
余談ですが、ドイツには「カリーブルスト」という、とっても大衆的な屋台料理があります。ソーセージを一口大にカットしてカレーケチャップをかけたものなんですが、ビールと良く合うそうです。ドイツに行く機会が来たら、食べてみたい名物料理です。
さて、カレーライスとソーセージの話。
カレーにもよく合うソーセージ。シュヴィンハイムのソーセージの中でカレーにお薦めなのは、粗挽きソーセージ、チョリソー、にんにくソーセージ、チーズウインナー、ブラードブルストです。
それでは、それぞれのお薦めの調理方法をご紹介します。
粗挽きソーセージは大きめに刻んで、食べる直前に入れてください。20分以上煮込むと、うま味が逃げ出して、ソーセージの美味しさが損なわれてしまうので、10分くらい温めていただくのが理想的です ⇒ 粗挽きソーセイジ
チョリソーは2cm程度に刻んでください。粗挽きソーセージ同様に煮込み過ぎると美味しさが損なわれるので、こちらは5分くらい温めるのが理想的です。⇒ チョリソー
にんにくソーセージは、フライパンで焦げ目がつくぐらい焼くのが美味しい白のソーセージ。カレーにトッピングする際も、沸騰したお湯で3分温めてからフライパンで軽く焦げ目がつくまで焼いてからカレーライスにトッピング、がお薦めです。大きなソーセージがのった見た目にも豪華なカレーライスになりますよ。⇒ にんにくソーセイジ
チーズウインナーは、ソーセージにごろごろと角チーズが入ったとっても人気のソーセージです。こちらは、沸騰したお湯で3分温めてから、焼かずにそのまま、カレーにトッピングしてください。噛めば中からチーズがあふれ出て、カレーの味をマイルドにしてくれます。味変が一番楽しめるのがチーズウインナーかもしれません。⇒ チーズウインナー
ブラードブルストは、生タイプのソーセージ。必ず、火を通してから召し上がってくださいね。カレーに入れる際は、2通りの楽しみ方があります。⇒ ブラードブルスト
まずは、他のソーセージ同様に、焼いたものをカレーにトッピングする方法。ブラードブルストの焼き方を簡単にご紹介します。
フライパンに薄く油をしいて、中火にします。フライパンが温まったら、ブラードブルストを並べ、2分程度焼いて焦げ目がついたら、転がして反対側を焼きます。この時、フライパンに蓋をして、火加減は弱火にします。3分ほどたったら出来上がりです。焼けているか心配な場合は、ハンバーグと同じ要領で竹串を刺してみて、透明な肉汁が出たら大丈夫です。
カレーライスにトッピングすれば、見た目も豪華、お腹も満足する一品になります。
おまけ。ブラードブルストとカレーのもう一つの楽しみ方
ブラードブルストには、もう一つ、使い方があります。それは、カレーの具材として炒める方法。
ブラードブルストは、イタリアでは「サルシッチャ」といって焼いて食べる以外に、ピザやパスタの具材として使われることもしばしば。生のソーセージを腸からしごいて取り出し、手でほぐしながらフライパンに投入。ひき肉と同じように炒めて、カレーの材料として煮込みます。ソーセージのハーブや香辛料が効いて、カレーに深みが出ますよ。
いかがでしたか。
カレーにソーセージ、といっても一言では収まらない、様々なトッピング方法がありました。夏野菜には、ニンニクソーセージが合う、冬野菜にはチーズウインナーでまろやかに、など、家庭によって楽しみ方を変えていただければと思います。